覚えて便利な鹿児島弁

 お疲れさまです。夕方の挨拶として利用されているそうですが、作者の近辺ではほとんど聞いた事がありません。某焼酎のCMで連呼されています。

 「こけ」は「ここに」、「け」は「来なさい」の意。ここに、来なさい。初めて聞いた人からは「ニワトリの鳴き声」に似ていると言われますが、そんなことは全然ありません(果たしてそうだろうか?とても似ているような気がするが)。命令形ですから、親しい間柄や目下の人以外には使わない方が無難かと思います。

 「どけ」は「どこに」、「いっ」は「行く」、「とよ」は「のか?」、「どこにいくのか?」の意。どこかに行こうとする誰かに必ず発せられる言葉。家族に独占欲の強い人がいると聞く機会が増える事間違いなし。

 「んだ」は「あらまぁ」、「も」は「もう」、「したん」は「知らない」、「あらまぁ、もう知らない」の意。「本当?」「それはどうしようもないね」という意味で、相づちに利用されます。悪い話だけではなく、失敗談など面白い話を見たり聞いたりした時にもよく利用されます。

 「じゃっ」は「そうである」、「ちよ」は強調の意。「そうなんだってば!」。相手が意見を聞き入れてくれない時に利用する言葉。物わかりの悪い人がいたり、片寄った意見を話す人がいる場合に多用される。同時に「じゃっで(だからぁ!)」もよく利用される。

 優れていないことを責め立てる語。「おいはほがねかね」と言えば、「あなたは駄目な人ですね」という意味になる。なにか間の抜けたことをやった時によく言われる。

 飛べ!に強調の「ひっ」が付いた言葉。鹿児島弁では、空に羽ばたけ!という意味から、「思い切ってやれ!」という意味を持っている。体育会系(そうか?)。

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